アリスター・オーフレイム。
PRIDE、K-1など活躍したオランダの格闘家です。
数々のタイトルを獲得し、様々な大会で優勝した実績十分のファイター。
ストライカーの選手ですが、組み技も器用にこなし「打ってよし、寝てよし」と評価されていたファイターです。
その実力で戦績を積み上げ、日本の舞台でも活躍し熱烈な日本人ファンも多くいます。
ちなみに、一時期日本のバラエティ番組などに頻繁に出演していましたよね。
急激な肉体変化からステロイドの噂が絶えなかった選手でもあります。
今回は、そんなアリスター・オーフレイムの実績やステロイド使用のエピソードについて紹介していきます。
総合格闘技好きな人にもそうでない人にも分かりやすく説明していますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
アリスターの実績
アリスターはPRIDEやK-1、DREAMなどで大活躍したファイター。
キックボクシングと総合格闘技の2本柱で戦った選手です。
初代Strikeforce世界ヘビー級王座獲得
2010年DREAMヘビー級暫定王座を獲得
K-1WORLD GP 2010優勝
など戦績も輝かしく、日本でも有名なファイターですよね。
ちなみに、この頃アリスターは吉本興業とも契約しテレビに積極的に出演し自身の所属するジムである「ゴールデン・グローリー」を日本に広めています。
そして、UFCへ参戦し初戦では下馬評を覆しブロック・レスナーからKOで快勝。
デビュー戦を華々しく勝利で飾ったアリスター。
しかし、その後は勝ったり負けたりと期待されていたほどの実績は残せず、王座も獲得できないまま中堅選手に終わっています。
日本でも結果を残しUFC参戦前も期待されていた彼なだけに、残念だと思ったファンも少なくないのではないでしょうか。
アリスターとステロイドの因果関係
アリスターがステロイドを使用していたことは有名です。
そもそも、彼は元々90㎏以下の体重でヘビー級とはとても呼べないほど細い選手でした。
しかし、そんなアリスターですが短期間で急激に筋肉質になり、2008年のK-1に参戦した頃には見違えるほど身体が巨大化しているのが分かります。
やはり、ナチュラルで鍛え上げられたとは考えにくいですよね。
そもそも、アリスターは以前から様々なメディアや関係者、ファンからステロイド使用を疑われていたのです。
しかし本人は
「遺伝的、生まれつきだと思う」
と完全否定。
また、後にＵＦＣ参戦時に抜き打ちでドーピング検査が行われた時のこと。
そこで、アリスターの身体から標準値の２倍以上のテストステロンが検出され、彼は王座挑戦権をはく奪されたのです。
アリスターは
「医者の助言による体内の炎症を抑えるための抗炎症薬で意図的ではなかった」
と主張。
しかし、ネバダ州アスレチック・コミッションはアリスターの主張を退け彼に９か月出場停止処分を下します。
また、筋骨隆々の肉体だったのが、ある日を境に急に丸くしぼんでいたのが印象的です。
そして、彼が試合で負けが込むようになったのもこの時期。
一時期はUFC最強選手かと思えるほどの快進撃を続けていましたが、どうやらステロイドに頼った上での実力だったようですね。
ステロイド使用前後のアリスターを比べるとやはり不自然さが際立ちますよね。
軽量時のアリスター、けた外れの肉体に周囲は驚愕！
まとめ
いかがでしたか。
今回はPRIDEやK-1、DREAMなどで活躍し、UFCにも参戦したアリスター・オーフレイムについて紹介しました。
彼のファイトは、常にアグレッシブでファンを魅了し続けていましたよね。
近年では引退が囁かれていますが、もう一花咲かせてほしいですよね。
ステロイドを使用していたことは少し残念だった気がしますが…
しかし、アリスターのようなファイターが今後出てくれれば格闘技界はもっと盛り上がるのではないでしょうか。
やはり、記憶に残る選手であるのは間違いないでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
また皆さんに関心を持たれる記事を投稿しますので今後ともよろしくお願いします。
☆筆者プロフィール☆
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・性別→オトコ。
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