はじめまして。みなさんは「孤高の天才」と呼ばれた前田智徳をご存じでしょうか。前田智徳は1990年~2013年まで広島カープでプレーした選手です。卓越した打撃センスでチームの主軸として活躍した選手で、カープファンなら今でも記憶に刻まれていますよね。そのストイックさは非常に有名であのイチローにさえ「天才」とまで言わしめた実力の持ち主。右アキレス腱断裂など度重なる故障に見舞われてもそれを乗り越えて実績を残した選手です。今回はそんな前田智徳の現役時代の特徴や実力、エピソードを分かりやすく解説していきます。カープファンにはもちろん野球ファンなら誰もが興味を持ってしまうエピソードですのでぜひ最後まで読んでみてください。
前田智徳の実績
前田の広島カープでの活躍は、今なおファンにとって忘れられないでしょう。
熊本工高からドラフト4位で広島カープへ入団。
そして、現役時代はベストナイン(1992年~1994年、1998年)やゴールデングラブ賞(1991年~94年)、カムバック賞(2002年)のタイトルを獲得。
走・攻・守の三拍子そろった外野手で、広島カープの中心選手として活躍した選手です。
1995年に右アキレス腱断裂、2001年には左アキレス腱断裂などケガとも戦いながらプレーする姿は、ファンを魅了し続けただけでなく多くのレジェンド選手からも一目置かれていたのです。

イチローも認めた前田智徳圧巻のフルスイング
「孤高の天才」と呼ばれた現役時代
そんな前田ですが、現役時代は常に無心でプレーをし我が道を行く姿から「孤高の天才」と呼ばれ多くのファンを魅了し続けていたのです。
広島カープ一筋で活躍した彼ですが、選手時代は度重なるケガに見舞われてしまった不遇のプレーヤーでもあります。
1995年には、右アキレス腱を断裂してしまい
「もう前田智徳というバッターは死にました」
「もう二度と蘇らないと思います」
と前田は語っています。
自分を追い込んでしまう彼ならではの発言でしょう。
前田の実力は誰もが認めていたので
「ケガさえなければ…」
と多くの声があがっていたのです。
しかし、多くにケガに遭いながらも不屈の闘志でプレーに挑み続け、球史に残る実績を上げた選手は、彼以外にあまりいないでしょう。
それほど前田の技術は、優れていたのです。
その実力により、あの落合博満からも前田は絶賛されていました。
その証拠に、いつも落合は選手を指導する際
「前田を見習うように」
と教えているそうです。
「孤高の天才」と呼ばれ、ファンからも選手からもリスペクトされている前田。
多くのレジェンド選手たちから絶賛されているのにもかかわらず、前田本人は「自分なんて」と自虐的に語っているのが彼らしいですね。
イチローも認める実力
前田の現役時代の実力は素晴らしく、あのイチローですら「特別な天才」と評するほどだったのです。
そして、イチローは
「僕を天才と呼ぶ人がいますが、本当の天才は前田さんです」
「あの人のバッティングにはかなわない」
と語るほど。
1994年オールスター戦では、なんとイチローから真っ先にセリーグのベンチに出向き、前田に握手を求めたそうです。
また、前田はイチローから「僕のサインを受け取ってください」と言われ受け取り、前田からもイチローに自身のサインを渡したエピソードがあり、後にその話を笑顔で語っています。
ちなみに、イチローが背番号51をつけていたのは広島カープ入団時の前田が背番号51をつけていたからだそう。
前田がいかに憧れを抱かれていたかがよく分かる逸話ですよね。
あのイチローに「本当の天才」とまで言わしめ、尊敬されていた前田。
彼がいかに秀でたプレーヤーだったかが分かるエピソードですよね。
まとめ
いかがでしたか。
今回は広島カープで活躍した「孤高の天才」前田智徳について解説しました。
ストイックに自分を鍛え、ファンからも選手からも高く評価され、あのイチローからも「本当の天才」と言われてしまうほどのプレーヤーは彼以外にはいないでしょう。
ケガに泣かされていたのが悔やまれます。
しかし、不屈の闘志で這い上がる姿はまさに「サムライ」ですよね。
今の選手にはあまりいないかもしれません。
やはり、いつまでも記憶に刻まれる選手でしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
☆筆者プロフィール☆
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・性別→オトコ。
・現在、関西で一人暮らしをしている独身アラフォー。
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